Q&A その3

ようするに何も考えないということですか?

【幻想に振り回されないようにする】=【何も考えない】と思ってしまうかもしれませんがそれは全く違います。幻想に囚われなくなった後も頭の中ではそれらがグルグル回っています。しかし、それらがただの幻想だと気がつき、それに対して振り回されなくなったり、逆にその回っている考えを上手に活用できるようになります。ですから考えなくなくなるのではないのです。

また「何も考えなければいいんだ」と誤解すると、それを現実逃避や責任放棄の言い訳に使ってしまうという危険性があります。
この幻想斬りで思い込みや思考を観ていくと、むしろ出来ることは出来るし、出来ないことは出来ない、とそのままの自分を受け入れられるようになります。結果として自分自身に対して責任を取ろうという方向に向かいます。

すべてが幻想なのですか?
私は今起こっていることは現実だと思っています。目の前に起こっている対処すべきことには現実に対処しなければいけません。
現在、心療内科に通っていて治療中なのですがこの方法で治りますか?

この方法(幻想斬り)は、精神科のドクターたちが行っている治療ではありません。あくまでも自分自身を心のクセを知り、そこから自分が囚われなくなるための一つのきっかけでしかありませんので、心療内科や精神科等で治療中の方が治療目的で受けることは原則的に受け付けておりません。ただし担当のドクターのご紹介により、医療的な治療をサポートする一つの方法として、連携をとりながら行っていく場合にはお受けすることもあります。

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